「苦しかった時の話をしようか」
「苦しかった時の話をしようか」 森岡 毅 著
この本は、著者が、就活が視野に入り始めた大学生の娘の為に、
自分自身の社会経験も踏まえながら、
世の中の事、社会の仕組み、仕事の選び方や
資本経済についてなどの、
学校では教えてくれない、ある意味赤裸々な本音の部分を
伝えようと著した本であるそうです。
が、ある意味「働くことの本質」であり、
「どう生きる、どう働くべきか」を、記してくれている本です。
私自身の感性に偏ってますが、
感じたことの抜粋です。
●人生、社会とは、残酷な世界である。
このことを理解して、その上で、その残酷な世界と向き合って、自分はどう生きていくのか?
このことを考えされられる本書です。
希望とは何か?最大の希望は、『それでも、選べるのこと』
自分の人生をコントロールする選択権を握っているのは実は自分自身しかいない。
では、
そんな残酷な世界の仕組みを知って、
自分自身の事をよく知って、どう生きていくかを考えるべきだと言う事です。
『self awareness』
自分で自分のことを知っている度合い。
これがとても重要。
成功は自分の強みによって産み出されるので合って、決して弱みからは生まれない。
同じ特徴が、『宝物』になるか、弱点になるか決めてしまっているのは文脈である。
そして、人生の時間の使い方は、その宝物を必死に磨くことよりも大切なものは無い。
オンリーワンの中で、ナンバーワンになる。
会社と結婚するな、職能と結婚せよ!
スキル(職能)こそ、相対的な最も持続可能な個人財産。
就職活動にせよ、
自分に向いている仕事探しにせよ、
君がコントロールできるのは、
①己の特徴の理解と
②それを磨く努力と
③環境の選択
コントロールできるものを注目して、
それ以外には力を注いでも意味がない。
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